2021年7月に話題になったニュースを振り返る(月間ダイジェスト版)

     
  • 公開日:2021.8.1
  •          
  • 更新日:2021.9.12
2021年7月に話題になったニュースを振り返る(月間ダイジェスト版)
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2021年7月に話題になったニュースをピックアップ。

社会全般】【政治】【国内】【国際【スポーツ】【東京五輪2020】芸能/エンタメ】の7つのカテゴリーに分けて1ヶ月を振り返ります。

 

2021年7月に話題になった社会全般ニュース

東京五輪2020が開幕

1年遅れの東京五輪がついに開幕。開会式の演出メンバーだった小林賢太郎氏、小山田圭吾氏の解任が続いていたが、無事開会式が執り行なわれた。

開会式ではMISIAが国家独唱。市川海老蔵や森山未來がパフォーマンスを披露した。各国の選手入場曲にはゲーム音楽を起用。ピクトグラムを人間で表現するパフォーマンスが予想外の人気博した。

「コロナ第5波」到来、緊急事態宣言も効果出ず

東京都で過去最多となる1日4000人の新規感染者、日本全国でも1日1万人前後の感染者が確認された(7月末時点)。東京都では7月12日から再度の緊急事態宣言が発出されているが、目立った感染抑制効果が見られず。

コロナワクチン接種が本格化、ワクチン不足も顕著に

65歳以下の一般の人へのワクチン接種が全国各地で開始された。ただ、早くもワクチン不足が目立っており、接種を一時停止する自治体も。河野ワクチン担当大臣いわく、9月ころまでのワクチン供給スケジュールは決まっており、本格的な供給改善は10月〜11月になる見込み。

 

2021年7月に話題になった政治ニュース

都議会選、自民党が議会第1党に返り咲くも過半数いかず

秋の衆院選の前哨戦として与野党総入りでの大勝負となった都議会選。

自民党が前回から8議席を増やした33議席で議会第1党に。ただ、目標としていた自公合わせての議席過半数には届かず。小池都知事の支持母体である都民ファーストの会は14議席減らした31議席に落ち込んだ。

酒類販売を続ける飲食店への圧力めぐり悶着

東京都での緊急事態宣言の再発出に伴い、政府が酒類提供禁止に従わない飲食店に対しての圧力示唆。(融資元の)金融機関への働きかけや酒類販売業者に対しての取引停止命令に言及したが、批判相次ぎ撤回に追い込まれた。

「黒い雨」訴訟、菅首相が政府としての控訴断念

「黒い雨」訴訟は、広島の原爆投下後の放射能を含んだ雨で被爆した84人を原告とした裁判。原告ら国による被爆者の救済対象に含まれておらず、国を訴えていた。先に広島高裁が84人全員を被爆者と認定する判決を下しており、国が上告するかどうか注視された。

立憲民主党の本多平直議員が離党、議員辞職も検討

刑法改正(性同意年齢の引き上げ)めぐる今年5月の党会合で、「性同意あっても14歳の子と性交で逮捕されるのはおかしい」と発言。先に立憲民主党が本多議員の党員資格停止処分を検討していた。本多議員は記者会見で再度お詫び。

 

2021年7月に話題になった国内ニュース

熱海土石流の被害拡大

東海・関東地方で記録的大雨。

静岡県熱海市では土石流が発生。22人の死亡が確認された。法令基準を超える高さの盛り土が土石流発生の原因になったとみられており、静岡県が調査進める。

保育園の送迎バスに園児取り残され死亡

福岡県中間市で保育園に通う5歳男児が熱中症で亡くなった。送迎バスの中で9時間近く置き去り状態にあったとみられる。

関東・甲信越地方で梅雨明け

気象庁が7月16日に梅雨明け発表。平年より3日早い。今年は梅雨入りが6月と遅かったこともあり、約1ヶ月の短い梅雨になった。

三菱電機不正、杉山武史社長が引責辞任

鉄道用装置の不正検査問題について、35年以上にわたり組織的に行ってきたものと認めた。三菱電機はJR車両などに製品を納入しているが、安全性は問題なく、ただただ検査が不正に行われてきただけと説明している。

「送りつけ商法」めぐる法改正施行、送りつけ商品の即処分が可能に

一方的に商品を送りつけ代金の支払いを催促する「送りつけ商法」。改正特定商取引法の施行に伴い、従来の14日ルールが撤廃、商品が即処分できるように。処分しても代金の支払いは催促されない。

「ワクチンパスポート」の発行開始

欧米で先行しているコロナワクチン接種の証明制度。今月26日より日本でもワクチンパスポートの申請受付開始。住民票のある自治体で無料で申請・発行できる。もっぱら海外渡航の際に活用する。

 

2021年7月に話題になった国際ニュース

Amazon創業者が直々に宇宙フライト、民間宇宙旅行サービスの提供に前向き

米富豪ら出資する民間宇宙旅行会社が相次ぎ宇宙フライトを成功させた。

なかでもAmazon創業者のジェフ・ベゾス氏は直々に宇宙船に搭乗。自ら出資する宇宙ベンチャーによる宇宙フライトを成功させ、その安全性をアピールした。今後民間向けの商業サービスとして宇宙旅行を提供したい考え。

ユニクロがウイグル強制労働の疑惑否定

自社で調達している新疆ウイグル自治区の綿製品について、生産過程における人権上の問題は確認されていないと声明。ユニクロはこれまでウイグル強制労働の疑惑に関してノーコメント貫いており、仏当局にウイグルにおける人道に対する罪の隠匿の疑いで捜査を受けていた。

デジタル課税ルールの共通化へ、G20財務相・中央銀行総裁会議で歴史的合意

10月にも最終合意、2023年度の導入を目指す。GAFAはじめとしたグローバルIT企業の課税逃れに対処するため、各国共通のデジタル課税制度をもうける。現時点で日本含めた131カ国(&地域)が導入意向。

サッカー仏代表ら、日本人差別で相次ぎ謝罪

謝罪したのはスペイン一部リーグ「バルセロナ」所属のデンベレ選手、グリエーズマン選手。ホテルの日本人スタッフを撮影しながら人種や言語をからかう発言を行い、その様子をSNSで公開していた。楽天やKONAMIら日本関連のスポンサーが抗議した。

日本大使館の幹部職員がムン政権の対日外交を卑猥に表現、韓国外務省が抗議

在ソウル日本大使館の幹部職員がムン政権の対日外交姿勢を卑猥な言葉で表現。韓国外務省が日本大使呼び抗議する事態に。日本大使館は発言を認め謝罪した。相馬弘尚・総括公使が記者との懇談の場で発言したとされる。

 

2021年7月に話題になったスポーツニュース

大谷翔平が日本人メジャー本塁打記録を更新

エンゼルスの大谷翔平が快挙尽くし。日本人選手として初のMLBホームランダービーに出場したほか、オールスターゲームでは史上初の2刀流出場。投打ともに活躍した。

また、日本人選手で史上最多となる37本のホームランを放った(7月末時点)。これまで最多だった松井秀喜の32本を抜いて単独1位に躍り出た。現地での大谷フィーバーも止まず、大手NYタイムスが紙面で人気取り上げるまでに。

「平成の怪物」こと西武の松坂大輔が引退発表

松坂は現在40歳。高校時代に横浜高校のエースとして甲子園に出場。春夏連覇を達成し「平成の怪物」と呼ばれた。2008年にはメジャーで18勝、2006年、2009年にはWBCで日本のエースとして活躍したが、ここ10年ほどは怪我で苦しんだ。

白鵬が休場6場所ぶり45度目の優勝

大相撲名古屋場所で歴代最多を更新する45度目の優勝。白鵬はけがで6場所連続で休場しており、横綱審議委員会が「注意」決議。名古屋場所の結果次第では引退勧告の決議もありえたが、優勝したことで文字どおり土俵際で踏みとどまった。

藤井聡太二冠がタイトル初防衛&史上最年少での九段昇格

棋聖戦五番勝負を3連勝で初防衛、昨年夏に獲得した「棋聖」タイトルを堅持した。同時に史上最年少の18歳11か月での九段昇格を果たした。

 

2021年7月に話題になった東京五輪2020ニュース

日本が金メダルラッシュ

https://twitter.com/Tokyo2020jp/status/1419649538386579459?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1419649538386579459%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-database.com%2F2021-07%2F

7月26日時点で日本の金メダル獲得数が単独1位に。中国、アメリカを上回った。

卓球混合ダブルスで水谷隼・伊藤美誠ペアが五輪の卓球種目で史上初の金メダルを獲得したほか、女子ソフトボールが13年ぶりの金メダル、初種目の女子スケートボードで西矢椛がもみじ13歳で金メダル獲得と話題続いた。

五輪選手へのSNS誹謗中傷が相次ぐ

メダルを獲得した卓球の水谷隼、体操の橋本大輝、サーフィンの五十嵐カノアら被害告白。また、SNS上でテニスの大坂なおみに誹謗中傷コメントしたとして徳間書店の業務委託社員が契約解除された。

五輪プレイブック違反で関係者28人ら処分

ジョージア代表選手ら6人の大会参加資格を剥奪、ほか22人は大会参加資格の一時効力停止などの処分がくだされた。観光に出かけるなどコロナ対策を定めたプレイブックへの違反が確認された。

 

2021年7月に話題になった芸能/エンタメニュース

シン・エヴァ、興行100億円超で有終の美

今年3月から公開される映画「シン・エヴァンゲリオン」が興行収入100億円を突破。同シリーズで初、また庵野秀明監督の作品としても初となる100億円超えを果たした。

 

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