2020年12月に話題になったニュースを振り返る(月間ダイジェスト)

     
  • 公開日:2021.1.1
  •          
  • 更新日:2021.1.5
2020年12月に話題になったニュースを振り返る(月間ダイジェスト)
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2020年12月に話題になったニュースまとめ。国内ニュース、海外ニュース、芸能/エンタメニュースに分けて1ヶ月を振り返ります。

2020年12月に話題になった社会全般ニュース

2020年まとめ、今年の漢字は「密」
ユーキャン新語・流行語大賞には「三密」、今年の漢字に「密」が選出されるなどコロナ関連の話題が大勢を占めた2020年。エンタメ系ではYahoo!検索大賞に「佐藤健」、オリコン年間ランキング(アーティスト別セールス)には「嵐」が選ばれた。
コロナ第3波の勢い止まらず
年末時点で全国の1日あたりの新規感染者数は4,000人を超え、東京都に限ると1,000人を超えた。政府は「Go To トラベル」を全国で一時停止、忘年会や新年会、年末帰省の自粛を呼びかけた。一方で菅首相ら多人数での会食に参加するなど言行不一致を批判する声も。
劇場版「鬼滅の刃」の興行収入が国内歴代1位に
興行収入324億円を突破。これまで1位だった「千と千尋の神隠し」(316億円)を抜き、19年ぶりに首位に立った。「千と千尋の神隠し」が映画公開から9ヶ月で興行300億円を超えたのに対して、「鬼滅の刃」はわずか2ヶ月での記録達成に。

 

2020年12月に話題になった政治ニュース

菅内閣の支持率急落
日経新聞調査で支持42%、不支持48%、朝日新聞調査で支持39%、不支持35%、読売新聞調査で支持45%、不支持43%となった。いずれも前回調査から20%近く支持率が下落しており、もっぱら新型コロナ対策を評価しない声が際立った。
「桜を見る会」疑惑で安倍前首相の公設秘書を略式起訴
配川博之氏を略式起訴。前夜祭のホテル代金を政治資金で補填したにもかかわらず、政治収支報告書に記載しなかった疑い。安倍前首相は国会で陳謝。過去の国会答弁が事実と異なったことについて、当時に知り得る限りの最大限の答弁をしていたと釈明した。
自民党の吉川元農水相、西川元農水相に相次ぎ政治資金疑惑
双方ともに農水大臣時代に鶏卵会社「アキタフーズ」から現金を受け取った疑い。吉川元農水省は健康上の理由で議員辞職、西川元農水省は内閣官房参与を「一身上の都合」として辞した。東京地検が事務所捜索するなどしており、今後起訴される可能性も。
来年度予算案、過去最高の106兆円
菅政権肝いりの脱炭素社会に向けた研究開発基金やデジタル庁関連の予算も盛り込まれた。新型コロナワクチンの無料接種のための予算も計上。コロナ不況により税収は57兆円ほどに落ち込むと予測しており、追加で40兆円近い赤字国債を発行して賄う。
公立小学校に「35人学級」導入へ
来年から5年かけて公立小学校の1クラス定員を40人から35人に引き下げる。財務省が予算面から難色示していたが、中学校を省き、小学校に限った「35人学級」の導入を決めた。小学校の定員引き下げは40年ぶり。
立憲民主党の羽田雄一郎議員がコロナ感染死
享年53歳。わずか3日ほどで体調急変、PCR検査の当日に亡くなった。コロナ重症化しやすい糖尿病や高血圧の持病があった。羽田議員は、羽田孜元首相の息子で民主党政権下で国土交通大臣を務めた。

 

2020年12月に話題になった国内ニュース

はやぶさ2のカプセルが地球帰還
はやぶさ2はJAXAが2014年に打ち上げ。小惑星リュウグウへの着陸、および物質採取を行い、6年かけて地球に戻ってきた。カプセルのみ地球投下、はやぶさ2は次の目的地である小惑星「1998KY26」へと向かった。
日経平均株価が31年ぶり高値
大納会(30日)の日経平均株価は27,444円となり、年末株価としては1989年以来となる高値水準を記録した。コロナ経済対策として各国が金融緩和を打ち出しており、市場にあふれたカネが株式市場に流れ込んだとみられる。
関越自動車道で大雪渋滞
日本海側を中心に大雪。新潟県と群馬県を繋ぐ関越自動車道ではピーク時には2000台近い車両が雪で立ち往生した。自衛隊が出動して除雪作業を行うなどして数日かけて完全復旧した。
アスベスト混入の珪藻土マット回収へ、ニトリ、カインズら
珪藻土(けいそうど)は吸水性の高い素材として近年脚光、バスマットやコースターなど水回り用品で使われる機会が増えていた。11月に他社商品で基準値超のアスベスト混入が確認され、厚生労働省が業界団体通じて同様製品の確認を急いでいた。
睡眠導入剤が入った水虫薬で健康被害、販売元が回収へ
製薬会社「小林化工」が販売する水虫薬に睡眠導入剤が混入。全国128人が被害訴え、薬の影響とみられる運転事故も14件確認された。開発担当者が誤って睡眠導入剤の成分を混入させたとみられており、現在、第三者を通じた原因調査を行っている。
ドコモ、ソフトバンクが新たな格安ブランド発表
月額2980円で月20GBのデータ通信と1回5分以内の国内通話を無制限で行える格安プラン(格安ブランド)を発表。総務省の値下げ要求に対してドコモが発表した「ahamo」に対して、ソフトバンクは子会社LINEの名を冠った「Softbank on LINE」として展開する。

 

2020年12月に話題になった国際ニュース

イギリスで世界初となる新型コロナワクチンの一般接種開始
米ファイザー社の新型コロナワクチンを世界に先駆け認可、医療関係者や高齢者向けのワクチン接種を開始した。ファイザー社は日本向けにも認可申請、早ければ来年2月にも認可される見通し。
イギリスで新型コロナの変異ウイルス発生、日本国内でも確認
英国立感染症研究所は従来コロナよりも感染力が強いとの見解を示す一方、WHOは根拠なしと反論している。日本政府はイギリス含め世界各国からの新規入国を停止する処置を発表、水際対策の強化に乗り出す。
韓国ムン大統領の支持率急落、検察との対立泥沼化
支持率は政権発足後最低となる30%台に。検察が進めるムン大統領の不正疑惑調査に関連して、法務省が調査の陣頭指揮をとってきた検事総長に停職処分を下した。これに対して検察側が反発したほか、世論からも韓国政府に対して厳しい視線が向けられた。
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」著者、エズラ・ボーゲル氏死去
享年90歳。エズラ・ボーゲル氏は米ハーバード大学の名誉教授で東アジア研究者として知られる。1979年に発表した著書「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は日本の高度経済成長の分析本としてベストセラーに。
香港の民主活動家、周庭氏を収監
昨年の大規模デモに関連して、無許可の集会を扇動したとして有罪判決を受けた。デモを率いた団体幹部の黄之鋒氏に禁錮13か月半、周庭氏には禁錮10か月が言い渡された。

 

2020年12月に話題になった芸能/エンタメニュース

横浜「動くガンダム」の一般公開開始
「機動戦士ガンダム」40周年記念として製作された実物大ガンダム。作中と同じ18mサイズながら全身の関節が可動、世界最大の「可動型ヒューマノイドロボット」としてギネス認定された。動くガンダムは横浜市の山下ふ頭で2022年3月末まで一般公開。
アンジャッシュ渡部が謝罪会見
不倫騒動から半年ぶりに公の場に登場。一連の騒動について、「本当にバカなことをした」と陳謝、100分にわたる謝罪会見を行った。年末のテレビ復帰をにらんだ謝罪会見とされるも、予想以上に世間の反応手厳しくテレビ復帰は見送られた。
嵐が活動休止
デビュー21年目で区切り。メンバーのうち大野智のみ休養、残りの4人はソロで芸能活動を続けていく。
今月結婚を発表した主な芸能人・著名人
・草なぎ剛(元SMAP)
・戸田恵梨香&松坂桃李(俳優)
・錦織圭(テニス選手)

 

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