政治・経済から身近な社会問題まで【2025年12月】の時事ニュースを振り返ります。昨日のニュース、最近のニュースを思い出すのに活用ください。
- 2025年ニュースまとめ
- 2025年1月〜6月の主要ニュース
-
- 直近月のニュースを探す
- 2025年10月のニュース
- 2025年11月のニュース
- 2025年のニュース
- 1. 2025年まとめ
- 2. 12月1日(月)〜12月7日(日)週の時事ニュース
- 2.1. 【いじめ事件】広陵高校の野球部員2人を暴行容疑で書類送検(12月1日)
- 2.2. 【不祥事】大学進学率の算出データから特別支援学校生を除外、文科相「適切ではなかった」(12月1日)
- 2.3. 【不祥事】ハローワーク職員が求職者になりすまして就職件数を水増し、厚労省が調査を開始(12月2日)
- 2.4. 【政治】日本版DOGE設立、片山さつき財務相がトップに(12月2日)
- 2.5. 【社会】マイナ保険証に完全移行、従来の紙の保険証は無効に(12月2日)
- 2.6. 【政治】改正ストーカー規制法が成立、紛失防止タグを規制対象に(12月3日)
- 2.7. 【沖縄県】在日米軍がこれまで101人を逮捕、「日本人も拘束できる」発言で政府の見解が問われる(12月4日)
- 2.8. そのほか今週の主なニュース
- 3. 12月8日(月)〜12月14日(日)週の時事ニュース
- 4. 12月15日(月)〜12月21日(日)週の時事ニュース
- 5. 12月22日(月)〜12月28日(日)週の時事ニュース
- 6. 12月29日(月)〜12月31日(水)週の時事ニュース
- 7. 関連記事
2025年まとめ
【新語・流行語大賞】年間大賞に高市首相「働いて働いて…まいります/女性首相」(12月1日)
もっぱら「働いてまいります」の側面を評価。働き方改革を否定するものとしてパッシングを買っていた発言だが、受賞理由では「ここんところ聞かなくなった気合の入った物言い」「共感した昭和世代も実は多かったのではないか」とポジティブな論評が並んだ。
新語・流行語大賞TOP10には「エッホエッホ」「オールドメディア」「クマ被害」「国宝」「古古古米」「戦後80年/昭和100年」「トランプ関税」「二季」「ミャクミャク」が選出された。
★公式情報:新語・流行語大賞 第42回 2025年 授賞語(閲覧 2025.12.1)
参考情報:今年の新語・流行語大賞、高市首相の「働いて働いて働いて働いて…」|朝日新聞(閲覧 2025.12.1)
【年間ベストセラー】総合1位に『大ピンチずかん』、漫画1位に『呪術廻戦 30巻』(12月1日)
トーハン、日販ともに総合1位は『大ピンチずかん』(鈴木のりたけ)、文庫本1位は『国宝』(吉田修一)だった。漫画1位は『呪術廻戦 30巻』(芥見下々)。
★公式情報:年間ベストセラー|トーハン(閲覧 2025.12.1)
★公式情報:年間ベストセラー|日販(閲覧 2025.12.1)
【TikTokトレンド大賞】年間大賞に「呪術廻戦」(12月5日)
呪術廻戦の関連投稿の総再生回数は67億回超え。国内もちろん海外でのアニメ人気を牽引した点を評価。
★公式情報:TikTokトレンド大賞2025(閲覧 2025.12.5)
【ビルボードジャパン年間チャート】Mrs. GREEN APPLEが年間1位・2位を独占(12月5日)
年間1位に『ライラック』。年間2位に『ダーリン』。ほか5位、8位、9位もMrs. GREEN APPLEの楽曲がランクイン。年間TOP10の半分を占める快挙。
ビルボードジャパンは今年下半期よりリカレントルールを導入。長期ランクインしている楽曲のポイントを減算して強制的に最新チャートのリフレッシュを図るルール変更が行われた。昨年からチャート無双していたMrs. GREEN APPLEを意識したルール変更だが、それでも年間単位で見るとMrs. GREEN APPLEの強さが際立つ。
★公式情報:Billboard JAPAN 2025年年間チャート発表、Mrs. GREEN APPLE/Snow Manが首位|ビルボードジャパン(閲覧 2025.12.5)
【英オックスフォード大学出版】今年の英語に「Rage bait」(レイジ・ベイト)(12月1日)
Rage baitとは、怒りや不快感を誘発すべく設計されたオンライン・コンテンツのこと(英オックスフォード大学出版の定義)。SNSでのインプ稼ぎ(収益稼ぎ)を目的にした炎上コンテンツだったり、ヘイトを誘発することを目的とした政治・芸能コンテンツなどを指す。
こうしたRage bait疲れからニュース(時事ニュース)の閲覧を避ける傾向を生んでいるとの見方あり、日本国内でもニュース回避傾向として知られるように。
情報出典:今年の単語は「レイジ・ベイト」に、英オックスフォード英語辞典 意図的に「炎上」狙うコンテンツの意味|BBCニュース(閲覧 2025.12.3)
■参考情報:SNSでの「炎上」で稼ぐ「レイジベイティング」、なぜもうかるのか|BBCニュース(閲覧 2025.12.3)
■参考情報:「ニュース回避傾向」のある人は18%〜 世代別では、30代が最も高く、60代が最も低い スマートニュース・メディア価値観全国調査2025|PR TIMES(閲覧 2025.12.3)
12月1日(月)〜12月7日(日)週の時事ニュース
【いじめ事件】広陵高校の野球部員2人を暴行容疑で書類送検(12月1日)
現在高校3年生の男子生徒2人を書類送検した。今年1月、寮内で下級生部員に暴行した疑い。同問題は今年夏に被害生徒側の関係者によるSNS告発あり、広陵高校が第三者委員会で調査している。被害生徒は被害届を提出。一方で加害生徒側は各種取材で事実関係を否定している。
情報出典:広陵野球部の厳重注意事案、生徒2人を暴行容疑で書類送検 広島県警|朝日新聞(閲覧 2025.12.2)
【不祥事】大学進学率の算出データから特別支援学校生を除外、文科相「適切ではなかった」(12月1日)
大学進学率の算出に使われる「18歳人口」の総数から特別支援学校出身者を除外していた。1999年から同様の措置が取られていたとみられる。松本文科相は謝罪したうえで算出方法を見直す考え。木原官房長官は同措置について差別意識ではなく慣行的なものとの認識を示した。
大学進学率はここ30年で30%台→50%台に伸びているが(統計PDF)、実際の数値はもう少し低くなる見通し。
情報出典:文科大臣「不快な思いされた皆さんにお詫び」 大学進学率算出データから特別支援学校卒業者除外 不適切と判断「早急に見直すように指示」|TBS NEWS DIG(閲覧 2025.12.2)
■参考情報:特別支援学校生含めず統計算出、大学進学率など 文科省「理由不明」|朝日新聞(閲覧 2025.12.2)
【不祥事】ハローワーク職員が求職者になりすまして就職件数を水増し、厚労省が調査を開始(12月2日)
東京都内のハローワーク(公共職業安定所)の職員が偽名を用いて求職者になりすまし。4件の内定を確定し、一方で内定辞退してハローワークが斡旋した就職件数として水増ししていた。ハローワークは事業所ごとに就職斡旋数の目標値が設定されており、目標を達成するために水増ししたとみられる。
ハローワーク経由の就職件数は有効求人倍率などの指標に間接的に使われており、厚労省は水増しの数値的な影響や同様事案がないかの調査を開始した。
情報出典:ハローワーク職員が「求職者」になりすまし求人に応募…就職件数など目標達成のため「水増し」か|読売新聞(閲覧 2025.12.2)
【政治】日本版DOGE設立、片山さつき財務相がトップに(12月2日)
米トランプ政権が打ち出した「政府効率化省」(DOGE)の日本版として位置づけ。内閣官房レベルで政府支出を点検し、無駄な予算を減らす。予算編成にも手を入れていく。
情報出典:「日本版DOGE」で初の閣僚会議…租特・補助金の見直しに向け片山氏「積極的に取り組んで」|読売新聞(閲覧 2025.12.3)
【社会】マイナ保険証に完全移行、従来の紙の保険証は無効に(12月2日)
2日付で完全移行。今後はマイナ保険証を用いる。マイナンバーカードを取得していない人は「資格確認書」で代用できるが、期限は最長5年間。
情報出典:きょう「マイナ保険証」に完全移行…会社員ら7800万人の「従来」保険証は期限切れ|読売新聞(閲覧 2025.12.3)
【政治】改正ストーカー規制法が成立、紛失防止タグを規制対象に(12月3日)
AirTagはじめとした紛失防止タグを使って相手の位置情報を探る行為をストーカー行為(つきまとい行為)に追加。警察が警告や摘発できるように。
また、加害者に対する「警告」発出についても警察の職権として発出できるように。これまで発出には被害者の申し出が必要だった。川崎ストーカー殺人事件(2025)など被害者が被害を訴える一方、DVから被害届を取り下げる事例あり、警察が対処できないケースあった。
情報出典:紛失防止タグの悪用禁止、ストーカー警告を職権で 改正規制法が成立|朝日新聞(閲覧 2025.12.4)
【沖縄県】在日米軍がこれまで101人を逮捕、「日本人も拘束できる」発言で政府の見解が問われる(12月4日)
在日米軍による性暴力事件を受けて今年4月から行っている在日米軍による基地外パトロール。つい先日、米国籍の民間人が誤拘束された映像がSNSで拡散されたほか、「日本人も拘束できる」と言った発言あり、日本政府の見解が問われた。
外務省の山本参事官が答弁。一連のパトロールは日本側との共同実施を含めてこれまで33回実施され、逮捕者が101人であったと明かした(今年4月以降の累計)。「日本人も拘束できる」との認識については米国側に事実確認していると説明するにとどまる。
情報出典:沖縄 “米軍のパトロールで4月以降逮捕者101人”政府明らかに|NHKニュース(閲覧 2025.12.5)
■参考情報:【インタビュー詳細】米軍憲兵の暴行受け拘束されたのは旅行中の一般男性(32)だった 「許されない事態、裏切られた気持ち」|RBCニュース(閲覧 2025.12.5)
関連 ▶ 麻薬運搬船に対する非合法的な爆撃疑惑、米議会が調査へ(12月4日)
カリブ海などで米軍が展開している麻薬運搬船に対する爆撃。今年9月以降で20回以上の爆撃を行い、80人以上の乗組員を殺害したとみられる。「ダブルタップ」と呼ばれる追い打ち攻撃の合法性が問われており、作戦を指揮した米軍幹部が議会に呼ばれる事態に発展した。トランプ政権は麻薬組織との戦いを非国際的武力紛争と位置づけており、負傷者に対する追い打ち攻撃がジュネーブ条約違反との指摘がある。
情報出典:ヘグセス米長官は「全員殺せ」と命令していないと海軍提督 連邦議員たちに証言|BBCニュース(閲覧 2025.12.5)
そのほか今週の主なニュース
(項目クリック or タップで詳細が開きます)
12月8日(月)〜12月14日(日)週の時事ニュース
12月15日(月)〜12月21日(日)週の時事ニュース
12月22日(月)〜12月28日(日)週の時事ニュース
12月29日(月)〜12月31日(水)週の時事ニュース
関連記事
- 直近月のニュースを探す
- 2025年10月のニュース
- 2025年11月のニュース
- 2025年のニュース
- 2025年ニュースまとめ
- 2025年1月〜6月の主要ニュース