【2020年】エンタメニュースで今年の話題や流行を振り返る(鬼滅、巣ごもり、オンライン配信etc.)

     
  • 公開日:2020.12.6
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  • 更新日:2021.4.5
【2020年】エンタメニュースで今年の話題や流行を振り返る(鬼滅、巣ごもり、オンライン配信etc.)
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2020年のエンタメニュースを一挙振り返り。ドラマ、アニメ、映画、音楽、ゲームなどなどコロナ禍の日本での話題や流行を記録として残します。今年はもちろん来年、再来年と2020年を振り返りたいときにごゆるりと閲覧くださいませ。

2020年1月

鬼滅の刃ブーム(第1波)

 

2020年を代表するコンテンツ「鬼滅の刃」。週刊少年ジャンプで連載された少年漫画で昨年アニメ化された。もっぱら動画配信サービスを通じて人気沸騰、年末年始にかけ原作コミックスの売り切れが続いた。テレビ番組でも話題がこぞって取り上げられ、主人公らの必殺技「○○の呼吸」もネタワードとして定着した。

 

YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」脚光

 

登録者数250万人超の人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。アートディレクターの清水恵介氏が企画、マイク1本で奏でるプロ・ミュージシャンの生歌パフォーマンス動画に注目が集まった。特に「鬼滅の刃」主題歌で知られる歌手、Lisaが歌う「紅蓮華」は再生回数8000万回を超え、人気とともに歌唱力の高さを見せつけた。

 

ジャニーズ史上初の2組同日デビュー

 

”タッキー”こと滝沢秀明がジャニーズ社長に就任してから初の新人グループ。Jr.グループとして人気高かった「SixTONES」「Snow Man」の2組を同日デビューさせるジャニーズ初の試みで注目集めた。2組のデビュー曲をまとめたシングルCDは初週132万枚を売り上げ、ジャニーズグループでも例年まれに見るヒットを記録した。

 

2020年2月

”恋つづ”ブーム

 

上白石萌音と佐藤健共演したTBSドラマ「恋は続くよどこまでも」。今年1月〜3月期にかけ放送され、最終回視聴率は15.4%(関東地方)を記録。”恋つづ”ブーム言われるまでの人気博した。少女漫画を原作にした今の時代には珍しい恋愛一辺倒ドラマとして逆に新鮮味が光った。

 

Netflix「愛の不時着」「梨泰院クラス」

 

動画配信サービス「Netflix」で配信された韓国ドラマ2作に熱視線。Netflix日本版の視聴数ランキングでは連日TOP10にランクイン、「第4次韓流ブーム」言われる人気ぶりを見せた。特に「愛の不時着」は北朝鮮に迷い込んだ韓国人女性の恋愛模様を描いた異色の恋愛ドラマとして熱狂的なファンを生んだ。

 

韓国映画「パラサイト」がアジア映画初の米アカデミー賞に輝く

 

韓国のポン・ジュノ監督が手がけた最新作「パラサイト 半地下の家族」。米アカデミー賞の最高賞たる「作品賞」をアジア映画で初めて受賞し、従来「外国語映画賞」が限度だったアジア映画界に転機をもたらした。日本でも公開され、興行46億円を記録した。

 

2020年3月

twitter発「100日後に死ぬワニ」

 

漫画家のきくちゆうき氏が手がけたtwitter漫画「100日後に死ぬワニ」。死に向かうワニの姿を1日1話の4コマ漫画として100日間、連載した。100日目に近づくにつれ盛り上がりを見せる一方、最終回後の怒濤のメディア展開がパッシング買った。

 

お笑い第7世代

 

お笑いコンビ「霜降り明星」はじめ、ミキ、ゆりやんレトリィバァ、EXIT(EXIT兼近)など若手お笑い芸人を括る言葉として誕生した「お笑い第7世代」。バラエティ番組でも特集組まれ、テレビ人気に限られないSNSやYouTube世代の芸人として知られるように。

 

日本版PRODUCE「JO1」デビュー

 

韓国のオーディション番組「PRODUCE 101」の日本版として放送された「PRODUCE 101 JAPAN」。その合格者で結成されたアイドルグループ「JO1」が、1stシングル「PROTOSTAR」でメジャーデビュー。オーディション通じた視聴者投票数は累計6500万票に上り、デビュー前から異例の注目度だった。

 

2020年4月

「おいでよ!どうぶつの森」大流行

 

3月に発売開始され、わずか1ヶ月で世界1300万本を売り上げ。新型コロナによる外出自粛、巣ごもり需要とマッチして爆発的なヒットを記録した。米メトロポリタン美術館やファッションブランド「マーク・ジェイコブス」がゲーム内アイテムを提供、米大統領選でも活用されるなどコロナ時代のオンライン・コミュニティの役割を担った。

 

PS4ゲーム「FF7リメイク」が異例の大ヒット

 

リメイクながら世界累計500万本を売り上げ。同作は世界累計1000万本を売り上げた人気ゲーム「FINAL FANTASY VII」(1997)の最新リメイク版。多々あったリメイク批判、分割商法批判を吹き飛ばし、人気の高さを見せつけた。

 

ステイホーム「うちで踊ろう」

 

日本で緊急事態宣言が発令され、ステイホーム機運が高まった4月。歌手、アーティストらが相次ぎYouTubeに動画アップ、在宅エンタメを提供した。なかでも星野源が発表した楽曲「うちで踊ろう」は仲間内の芸能人が相次ぎコラボ、SNS中心にムーブメント起こした。安倍首相(当時)もコラボ参入し盛り上がりならぬ燃え上がった。

 

2020年5月

漫画「鬼滅の刃」完結

 

少年ジャンプでの約4年の連載に幕。原作コミックスは累計1億部を突破(2020年10月時点)。アニメ放送前の昨年4月時点では累計350万部しか売れていなかったが、わずか1年でメガヒット作品の仲間入りを果たした。

 

怒涛の再放送ドラマラッシュ

 

コロナ禍の「密」対策で新作ドラマが制作できず、過去の人気ドラマが相次ぎ再放送された。特に「ごくせん」「野ブタをプロデュース。」「JIN-仁- 」など2000年代ドラマの再放送が視聴率10%を超える人気ぶりだった。

 

TikTok発のヒットソング続く、YOASOBI「夜に駆ける」、瑛人「香水」

 

新たな流行ソングが生まれる場となったTikTok。昨年10月にデビューした音楽ユニット「YOASOBI」の1stシングル「夜を駆ける」、新人歌手・瑛人のデビュー曲「香水」などニッチな曲が発掘されては流行、各種音楽チャートを賑わした。

 

2020年6月

「フワちゃん」大流行

 

お笑い芸人であり、タレントであり、YouTuberとしても活動する”フワちゃん”がお茶の間の人気ものに。2020年上半期だけで100本を超えるテレビ番組に出演。その印象的なビジュアルと若者言葉交えた意外としっかりしてるコメントで人気博した。ユーキャンが主宰する新語流行語大賞にも”フワちゃん”として選出された。

 

「Nizi U」デビューメンバー決定

 

TWICE所属の韓国大手芸能事務所JYPが日本で行ったオーディション「Nizi Project」。オーディションの様子が半年かけ配信され、6月に最終メンバー9人が決定した。オーディションを統括した音楽プロデューサ、J.Y.Park(パク・ジニョン)のコメントにも注目。「才能と学習能力は違う」「真実、誠実、謙虚」など名言残した。

 

任天堂ゲーム「リングフィット アドベンチャー」が累計100万本売り上げ

 

昨年10月に発売開始となったフィットネスゲーム。コロナ禍での運動不足解消グッズとして脚光。発売から半年過ぎてなお抽選販売が行われる品薄ぶりが目立った。情報誌「日経トレンディ」恒例のヒット商品ランキングでは2020年度13位に選出された。

 

 

2020年7月

映画「今日から俺は!! 劇場版」が興行50億円超える大ヒット

 

興行収入53億円、コロナ禍で新作映画が次々と公開延期になる中で異例の大ヒットを記録した。映画は「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督が手がけたドラマ「今日から俺は!!」の続編で賀来賢人が主演した。

 

手越祐也がYouTuberに

 

元NEWSの手越祐也がジャニーズ退所、YouTuberデビューした。もともと緊急事態宣言最中の飲み会参加が報じられ、芸能活動休止に。そこから突然のジャニーズ退所、緊急会見、個人事務所の設立、YouTuberデビューと怒濤の展開が続いた。現在はYouTube活動に本腰。チャンネル登録者数は150万人を超えた。

 

コロナ禍の芸能人YouTuberラッシュ

 

芸能人が相次ぎYouTubeチャンネルを開設。元NEWSの手越祐也はじめ、とんねるずの石橋貴明、江頭250、佐藤健、川口春奈、渡辺直美、元乃木坂の白石麻衣など100万人クラスの購読者を獲得した。特に石橋貴明は名テレビプロデューサー、マッコイ斎藤とともに動画制作。テレビ番組と変わらぬクオリティでYouTube殴り込んだ。

 

 

2020年8月

PS4ゲーム「ゴースト・オブ・ツシマ」脚光

 

PS4ゲームとして7月に発売開始され、世界累計500万本を売り上げ。アメリカのゲームスタジオが制作したガチすぎる侍ゲーム(侍オープンワールドゲーム)として日本でも人気に。黒澤明監督の映画作品から着想を得たとする演出、各所ディテールのこだわりが光った。

 

としまえん遊園地が閉園、跡地には「ハリー・ポッター」テーマパーク建設

 

東京都練馬区にある遊園地「としまえん」。1926年にオープンし、世界初の流れるプールや代名詞たるメリーゴーラウンド(1907年ドイツ製)で知られた日本老舗のテーマパークだった。跡地には「ハリー・ポッター」テーマパークを建設、2023年にもオープンする。

 

ディズニーが新作映画「ムーラン」を異例のネット配信

 

ディズニーのアニメ映画「ムーラン」をディズニー直々に実写映画化。コロナで公開延期が続き、最終的には異例の有料ネット配信での封切りとなった。配信価格は2,980円(+会員費)と映画館で見るよりも割高となり、その価格設定に賛否分かれた。

 

 

2020年9月

テレビドラマ「半沢直樹」、最終回は視聴率30%超

 

全10話すべてで視聴率20%超、最終回視聴率は32.2%と有終の美を飾った(視聴率はいずれも関東地方)。テレビドラマで視聴率30%を超えたのは前作「半沢直樹」(2013)以来7年ぶり快挙。「恩返しだ!」「おしまいDEATH」など流行語も残した。

 

映画「TENET」、難解SFながら異例の人気

 

映画「インセプション」「インターステラー」で知られるクリストファー・ローラン監督の最新作「TENTE」(テネット)。従来の物理法則を覆す超難度のSF映画として脚光、日本国内だけで興行20億円を超えるヒットを記録した。

 

BTSが米ビルボード1位獲得、アジアのアーティストでは坂本九以来57年ぶり

 

BTSの新曲「Dynamite」が米ビルボード・シングル・チャート(Hot 100)で1位を獲得。韓国人アーティストでは初、アジアのアーティストでは1963年にリリースされた坂本九の「SUKIYAKI」(※上を向いて歩こう)以来57年ぶりの1位獲得となった。

 

ベネチア国際映画祭で黒沢清監督に「監督賞」、日本人監督では17年ぶり

 

映画「スパイの妻」で受賞。日本人監督の監督賞受賞は北野武監督以来17年ぶりの快挙。ベネチア国際映画祭は世界で最も古い国際映画祭として知られ、世界三大映画祭の一つに数えられる。

 

2020年10月

劇場版「鬼滅の刃」、日本映画史上最速で興行100億円を突破

 

公開10日で興行収入100億円を突破。興行100億円突破までの日数は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(公開25日)を上回り、史上最速での100億円突破となった。

 

白石麻衣がグループ卒業、9年にわたる乃木坂生活に幕

 

コロナで延期された卒業ライブをネット中継で配信。推計68万人の視聴者が集った。白石麻衣は2011年に乃木坂46の1期生として合格。デビュー当初は中段列の立ち位置だったが、一躍センターを務める人気メンバーに。卒業に先駆けYouTubeチャンネルを開設、登録者数は早くも100万人を突破した。

 

芸能人の結婚続く

 

石原さとみが結婚発表。お相手は一般男性とあり、その素性に注目が集まった。また、独身芸人として知られたナイナイの岡村隆史も結婚発表。50歳を超えての初婚とあり、独身芸人仲間(アローン会)から多分に祝福された(いじられた)。

 

中国発オープンワールドゲーム「原神」流行

 

【出典元】原神-Genshin-

中国発のオープンワールドゲーム「原神」。9月末に日本ほか世界各国でリリースされ、1ヶ月で200億円を超える収益を上げ注目を集めた。うち61億円は日本国内で収益を上げており、日本での課金ゲームとしてのポジション確立した。一方、任天堂ゲーム「ゼルダの伝説」からの盗用疑惑も浮上し開発元が釈明に追われた。

 

 

2020年11月

嵐ラストライブ、オンライン配信にファン集う

 

年度末での活動休止を発表している「嵐」のラストライブ。当初は新国立競技場で実施予定だったが、新型コロナ流行により事前収録映像のオンライン配信に。それでもなお配信1部と2部合わせて総視聴者数1000万人とも言われる過去例をみない一大オンライン配信ライブとなった。

 

人気YouTuberグループ「レぺゼン地球」解散

 

今年12月のドームライブをもって解散することを発表。レペゼン地球はDJ活動をしていたDJ社長ら中心に2015年に結成。音楽発表の傍ら、炎上系の動画を相次ぎ公開しては注目を集め、現在のチャンネル登録者数は250万人を超える。解散に際して解散商法との声もあったが、本当に解散するよう。

 

ソニー「PS5」発売開始

 

約7年ぶりとなる後継機。正味20万円相当のハードスペックながら最安39,800円から販売する破格のコスパで注目を集めた。コロナ禍の発売とあり過去恒例の店頭行列は見られなかったが、完全予約制で逆にプレミア感が高まる。

 

「鬼滅声優」フィーバー

 

劇場版「鬼滅の刃」の大ヒットを受け、「鬼滅声優」として声優ら相次ぎテレビ出演。特に主演声優を努めた花江夏樹は、TBS「情熱大陸」に出演したほか、週刊誌に(売れすぎて)天狗になっていると報じられるなど一躍時の人に。

 

2020年12月

劇場版「鬼滅の刃」の興行収入が日本歴代1位に

 

興行収入324億円を突破。これまで1位だった「千と千尋の神隠し」(316億円)を抜き、19年ぶり首位交代を果たした。映画公開からわずか2ヶ月での記録達成となった。

 

横浜に「動くガンダム」登場

 

「機動戦士ガンダム」40周年記念として製作された実物大ガンダム。作中と同じ18mサイズながら全身の関節が可動、そのなめらかな動作が注目を集めた。一般公開は横浜市の山下ふ頭で2022年3月末まで行う。

 

 

2020年の主要ニュースを振り返り

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