2023年12月に話題になった時事ニュースまとめ

     
  • 公開日:2023.12.2
  •          
  • 更新日:2024.1.10
2023年12月に話題になった時事ニュースまとめ
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政治・経済から身近な社会問題まで【2023年12】の時事ニュースを振り返ります。昨日のニュース、最近のニュースを思い出すのに活用ください。

目次

2023年まとめ関連ニュース

【ユーキャン新語流行語】年間大賞に「アレ」(A.R.E.)

プロ野球・阪神タイガースが”優勝”の隠語として用いた「アレ」が年間大賞に。阪神タイガースは今年38年ぶりに日本一に輝いた。新語流行語トップテンには「新しい学校のリーダーズ」「蛙化現象」「生成AI」「闇バイト」など。

情報出典:ユーキャン新語・流行語大賞2023(閲覧 2023.12.1)

【三省堂】今年の新語に「地球沸騰化」

国連のグテーレス事務総長が用いた「地球沸騰化」が今年の新語に。世界全体で一律に発生した今年夏の猛暑を「地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が来た」と形容した。

2位に「ハルシネーション」。生成AIがもっともらしいウソを生成することを意味する。3位に「かわちい」(”かわいい”の変化系)。

情報出典:今年の新語2023|三省堂(閲覧 2023.12.21)

今年の漢字に「税」

日本漢字能力検定協会が主催する今年の漢字に「税」が選ばれた。増税(防衛増税)、定額減税、インボイス制度など税金に関する話題が続いた1年を反映。2位は「暑」、3位は「戦」。

情報出典:2023年「今年の漢字」特設サイト(閲覧 2023.12.12)

【日販ベストセラー書籍】年間1位に学習参考書『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』

出典:年間ベストセラー|日販

学習参考書が年間ベストセラーになったのは初めて(同ランキングが始まった1956年以降で初)。脳トレ本として大人やシニア世代の読者も獲得した。

情報出典:年間ベストセラー|日販(閲覧 2023.12.1)

【Apple Music】日本で最も再生された曲にOfficial髭男dism『Subtitle』

2位にYOASOBI『アイドル』、3位にVaundy『怪獣の花唄』。Official髭男dism『Subtitle』は世界で最も再生された曲でも全体10位にランクインした。

情報出典:2023年トップソング100:日本|Apple Music(閲覧 2023.12.3)

情報出典:2023年トップソング100:グローバル|Apple Music(閲覧 2023.12.3)

【YouTube Japan】年間トップ音楽動画にYOASOBI『アイドル』

2位にYukopi『強風オールバック』、3位にSnow Man『タペストリー』。ランキングは複合指標で算出。再生数ランキングではない。

情報出典:2023 年日本の YouTube 年間ランキング発表|YouTube Japan(閲覧 2023.12.13)

【USEN音楽放送】年間ランキング1位に10-FEET『第ゼロ感』

2位にOfficial髭男dism『Subtitle』、3位にVaundy『怪獣の花唄』。USENは商業施設など街中で流れるBGMを提供する有線放送事業者。オンエア再生数やリスナーからのリクエスト数を基に今年最も人気だった曲をランキングした。

情報出典:今年、街中で流れたヒット曲『USEN MUSIC AWARD 2023』を発表!|USEN(閲覧 2023.12.15)

【オリコン総売上ランキング】年間1位にKing & Prince

音楽ソフト(デジタル商品を含む)の総売上ランキング。King & Princeが年間218億円を売り上げて今年度1位に。2位にSnow Man、3位にSixTONESと旧ジャニーズ関連のグループが並んだ。

情報出典:【オリコン年間ランキング2023】King & Prince、期間内売上200億円超えで自身初の年間トータル1位(閲覧 2023.12.20)

【TikTokトレンド大賞】年間大賞に「ストリートスナップ」

出典:「TikTokトレンド大賞2023」大賞は「ストリートスナップ」に決定!

ファッション雑誌でよくあるストリートスナップがTikTokコンテンツとして一大トレンドに。関連コンテンツの総視聴数は13.3億回を超えた。同ランキングは日本のTikTok上で流行ったコンテンツが対象。

情報出典:「TikTokトレンド大賞2023」大賞は「ストリートスナップ」に決定!特別賞は「バスケ日本代表」が受賞!|TikTok(閲覧 2023.12.15)

【ヤフー検索大賞2023】年間大賞に「大谷翔平」

昨年度に比べて検索数が増えた人物やキーワードを選出する同ランキング。年間大賞およびアスリート部門1位に「大谷翔平」。そのほか「山田裕貴」(俳優部門)、「新しい学校のリーダーズ」(ミュージシャン部門)など選ばれた。

作品部門では『推しの子』(アニメ部門)、『君たちはどう生きるか』(映画部門)、『VIVANT』(ドラマ部門)など選出。楽曲部門ではYOASOBI『アイドル』が1位に輝いた。

情報出典:Yahoo!検索大賞2023(閲覧 2023.12.5)

【日経トレンディ】今年のヒット商品1位に「ChatGPT」

1987年から続く日経トレンディのヒット商品ランキング。今年1位は「ChatGPT」。2位に「chocoZAP」(チョコザップ)、3位に「THE FIRST SLUM DUNK」が選ばれた。

情報出典:日経トレンディ「2023年ヒット商品」ベスト30(閲覧 2023.12.1)

【米Forbes誌】世界で最も影響力ある女性に「フォンデアライエンEU委員長」

欧州委員会トップのフォンデアライエン委員長が2年連続で1位に。日本人トップは日銀理事の清水季子氏(56位)。

情報出典:首位にEU欧州委員長 米誌世界の女性、2年連続|共同通信(閲覧 2023.12.7)

【米TIME誌】今年の人に「テイラー・スウィフト」

歌手としての文化的・商業的な成功を評価。テイラー・スウィフトは今年世界ツアーを敢行(敢行中)。10月から公開が始まった同ツアー映画だけで興行収入367億円を稼ぎ出した。

情報出典:米タイム誌「今年の人」にスウィフトさん、文化・商業的功績を評価|ロイター(閲覧 2023.12.7)

 

 

【抜粋】主な政治ニュースまとめ

次元の異なる少子化対策こと「こども未来戦略案」を公表(12月11日)

政府が掲げる「次元の異なる少子化対策」の具体案を公表。児童手当の所得制限の撤廃、多子世帯の大学授業料の無償化など盛り込んだ。関連法案を来年の通常国会で成立させたい考え。

政府は2030年代に突入するまでの次7年間を日本の少子化を反転させるためのラストチャンスと位置づけ。同期間にOECDトップ水準となる3.6兆円の少子化対策予算を投入する方向で調整している。

こども未来戦略案に盛り込まれた主な少子化対策

  • 児童手当の所得制限の撤廃(こども全員給付を基本に)
  • 児童手当の支給期間を高校卒業までに延長
  • 児童手当の多子加算、3人目から3万円に増額
  • 出産費用の保険適用化
  • 子育て世代が優先的に入居できる住宅を20万戸確保

大学授業料も多子世帯(3人〜)なら無償化する方向で調整

2025年度から実施予定。短大や専門学校を含む。世帯所得に関係なく、3人以上の扶養する子どもがいる家庭なら無償化の対象に。ただ、扶養を外れた子どもは子どものカウントから除外されるため、(子ども3人世帯だと)長子が扶養を外れた場合に第2子、第3子は無償化の対象にならない。

「こども誰でも通園制度」(仮)は2026年からの全国展開を予定

0歳6ヶ月〜2歳までの未就学児を対象とした専用の保育所施設を創設。親の就労有無に関係なく、月合算で一定時間まで子どもを預けられる。母親の育児孤立を防ぐのが狙い。当面は試験運用で2026年から正式な制度として開始する予定。

情報出典:こども未来戦略会議(第8回)議事次第|内閣官房(閲覧 2023.12.12)※資料1

参考情報:多子世帯の大学無償化、対象は?額は?第1子が扶養外れると対象外も|朝日新聞(閲覧 2023.12.12)

参考情報:就労問わず保育所など利用 こども誰でも通園制度とは 対象や条件 議論のポイントは|NHK(閲覧 2023.12.12)

関連 ▶【東京都】「私立含めた高校授業料を完全無償化」小池都知事が表明(12月5日)

教育無償化の対象となる世帯年収の制限を撤廃。世帯年収関係なく、公立(都立)、私立ともに高校授業料を無償化する。来年度から無償化する予定。都道府県レベルでの高校授業料の完全無償化は大阪府に続き全国2例目。

情報出典:小池都知事 高校授業料実質無償化 来年度から所得制限撤廃調整|NHK(閲覧 2023.12.6)

 

自民党「安倍派」議員に数億円の裏金疑惑

自民党「安倍派」議員に数億円の裏金疑惑が発覚(12月1日)

パーティー券の販売収入のうち一部を政治収支報告書に記載せず、議員にキックバック(払い戻し)していた疑い。直近5年で数億円のキックバックがあったと見られる。安倍派の座長を務める塩谷しおのや元文科相は事実関係を調査するとコメント。「安倍派」こと清和政策研究会は安倍元首相が率いた自民党の最大派閥。

情報出典:安倍派 パーティー収入不記載 5年で数億円か キックバック疑い|NHK(閲覧 2023.12.2)

続報 ▶ 松野官房長官に1000万円超のキックバック疑惑が浮上(12月7日)

松野官房長官は「安倍派」に所属。政治収支報告書に記載していないキックバックが直近5年で1000万円あったとされ、東京地検特捜部が捜査している。松野官房長官は捜査を受けていることは認めたが、詳細コメントは避けた。

情報出典:松野官房長官、パーティー収入1000万円超を裏金化か…東京地検特捜部が聴取視野に捜査|読売新聞(閲覧 2023.12.8

続報 ▶ 安倍派の幹部議員6人にキックバック疑惑が浮上(12月9日)

松野官房長官にくわえ、高木国対委員長、萩生田政調会長、西村経済産業相ら自民党の要職や大臣を務める幹部6人がキックバックを受けていた疑惑が浮上。朝日新聞は関係者の話として近く更迭される可能性を報じている。

情報出典:自民安倍派 派閥幹部6人含む大半の所属議員側にキックバックか|NHK(閲覧 2023.12.10

【岸田政権】松野官房長官を更迭、後任に林芳正よしまさ前外務相(12月14日)

西村経産相、鈴木総務相、宮下農水相も同時に更迭された。いずれも「安倍派」に所属する議員。党役員の高木国対委員長、萩生田政調会長も近く更迭されるとみられる。

林芳正前外務相は現在62歳。「岸田派」に所属する。東京大学と米ハーバード大学を卒業した政権屈指の高学歴議員。これまで外務相、文科相、農水相など務めた。官房長官への就任は今回が初めて。

情報出典:【14日の動き】政治資金問題で閣僚交代 安倍派「5人衆」辞任|NHK(閲覧 2023.12.15

参考情報:裏金問題でも…政権の窮地にいつも呼ばれる 新官房長官の林芳正氏ってどんな人? 安倍家とも因縁(閲覧 2023.12.15)

岸田政権の支持率が過去最低水準に(12月18日前後)

主要マスコミの最新の世論調査で軒並み支持率が23%前後に下落。不支持率は70%前後。毎日新聞の世論調査では支持率17%と自民党の政権復帰後(2012年12月後)で初の支持率1割台に落ち込んだ。

情報出典:NHK世論調査(閲覧 2023.12.18)

関連 ▶ 柿沢未途・前法務副大臣が自民党を離党(12月15日)

柿沢氏は有料ネット広告の問題で公選法違反の疑いあり、10月に法務副大臣を辞任。つい数日前には東京地検特捜部の捜索を受けていた。

情報出典:柿沢未途 前法務副大臣 自民党に離党届を提出|NHK(閲覧 2023.12.16

続報 ▶柿沢未途・前法務副大臣を逮捕、公選法違反の疑い(12月28日)

今年4月の東京都江東区長選で支持候補を当選させる目的で有料ネット広告を掲載した疑い。公選法では選挙期間中の有料ネット広告の掲載を禁止している(解説記事)。また、同区長選で関係者らに現金を配り買収した疑いも持たれている。

情報出典:柿沢未途議員と秘書4人を公職選挙法違反容疑で逮捕…東京地検特捜部|読売新聞(閲覧 2023.12.28)

 

 

【抜粋】主な社会ニュースまとめ

【不祥事】ダイハツ工業が国内外向けの全車種の出荷停止、新たな検査不正が発覚(12月20日)

今年4月、海外向けの一部車両で検査不正が発覚。第三者委員会の調査の結果、国内向けの自動車も含めて25の試験項目で174件の検査不正が見つかった。確認できた最も古いもので1989年から検査不正を行っていた。

第三者委員会は不正の原因について経営幹部によるプレッシャーを挙げた。短期間での車両開発を現場社員に求めており、なおかつスケジュール変更を許容しない社内カルチャーあった。結果として現場レベルでは不正ありきで車両検査を行うのが一般化していた。

情報出典:第三者委員会による調査結果および今後の対応について|ダイハツ工業(閲覧 2023.12.21)

参考情報:ダイハツ不正、11年の短期開発の成功体験が背景…「線表」と呼ばれる日程を絶対視|読売新聞(閲覧 2023.12.21)

関連 ▶ JAL子会社で不適切整備が発覚、国交省が業務改善勧告(12月22日)

フライト前の航空機の整備で責任者による確認を怠ったり、メーカーのマニュアルで規定された機器を使わずに整備作業を行っていた。事故や不良は起きなかったが、安全意識の欠落があったとして国交省が業務改善勧告を出した。

情報出典:JAL機 一部で不適切整備 記録削除も 国交省が業務改善勧告|NHK(閲覧 2023.12.23)

 

 

【抜粋】主なエンタメニュースまとめ

【MLB】大谷翔平が契約金1000億円でドジャース入り

【MLB】大谷翔平がドジャース移籍を発表、契約金は米スポーツ史上最高額の1000億円(12月10日)

大谷翔平の来季からの所属チームがドジャースに決定。契約金は10年総額1015億円(7億米ドル)。MLBの契約金としては歴代1位。また、他のスポーツを含めた米国プロ・スポーツの契約金としても歴代1位。ドジャースはエンゼルスと同じくカリフォルニア州のロサンゼルス市に本拠地がある野球チーム。

情報出典:大谷翔平|Instagram(閲覧 2023.12.10)

【日本人/アジア人初】大谷翔平がハンク・アーロン賞を獲得(12月17日)

今年最も活躍した打者に送られるMLB公式の賞レース。ア・リーグ部門では大谷翔平が選ばれた。日本人・アジア人がハンク・アーロン賞を受賞するのは初めて。

情報出典:大谷翔平「ハンク・アーロン賞」初受賞 アジア選手として初|NHK(閲覧 2023.12.17

関連 ▶ 山本由伸よしのぶがドジャース移籍、大谷翔平と同僚に(12月22日)

契約金は12年総額で3億2500万米ドル(約460億円)。投手の契約金としてはメジャーリーグ過去最高額。山本由伸は現在25歳。高卒でオリックスに入団。投手向け賞レース「沢村賞」を2021年、22年、23年と3年連続で受賞した。

情報出典:山本由伸がドジャースと合意 12年総額465億円|日本経済新聞(閲覧 2023.12.22

 

米国で日本映画が相次ぎヒット、『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』

【米国】映画『ゴジラ-1.0』が異例のヒット、初週興行が全米3位にランクイン(12月4日)

今月1日から北米で劇場公開が始まった新作ゴジラ映画『ゴジラ-1.0』。3日間で興行収入16億円(1100万ドル)を突破。全米週末興収ランキングで3位にランクインした。オープニング興行収入としては2023年に全米で公開された外国語映画の中で1位に。

情報出典:『ゴジラ-1.0』【大ヒット上映中】|X(閲覧 2023.12.5)

宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が北米公開、初週興行1位に輝く(12月12日)

公開3日で18億円(1300万ドル)の興行収入。北米全体の映画興行ランキングで1位に輝いた。北米市場でジブリ映画が興行1位になったのは史上初。

映画『ゴジラ-1.0』と同じく映画配給会社・東宝のアメリカ子会社が独自配給。日本映画ながら全米2000を超す劇場を確保。現地のハリウッド映画と比べても遜色ない公開規模になった。

情報出典:宮崎駿作品「君たちはどう生きるか」、北米で首位発進|日本経済新聞(閲覧 2023.12.13

 

 

12月1日(金)〜12月3日(日)週の時事ニュース

【旭川夫婦殺傷事件】被告人に懲役25年判決(12月1日)

子どもの悪戯から殺人事件に発展した同事件。30代夫婦に対する殺人と殺人未遂の罪に問われた58歳男性に懲役25年判決(旭川地裁)。弁護側は差し迫った危険に対する過剰防衛(度が過ぎた防衛)を主張したが認められず。殺意に基づく殺人事件として検察の求刑どおり懲役25年が下った。

情報出典:旭川夫婦殺傷 58歳被告に懲役25年の判決 旭川地裁|NHK(閲覧 2023.12.1)

【パレスチナ情勢】イスラエルとハマスが戦闘再開(12月1日)

戦闘休止の合意延長ならず。イスラエル政府は、ハマス側が合意を破ってミサイル弾を発射したと主張している。

情報出典:ガザで戦闘再開、イスラエルが発表 戦闘休止を延長できず|BBC(閲覧 2023.12.2)

【国連安保理】ガザ停戦決議を否決、アメリカが拒否権行使(12月8日)

グテーレス事務総長の呼びかけで急きょ起案された停戦決議案。常任理事国のアメリカが反対票を投じて否決された。決議はハマス・イスラエル双方に無条件停戦を呼びかける内容とあり、アメリカ代表は非現実的な決議案とコメント。

情報出典:即時停戦の決議案にアメリカが拒否権発動 国連安保理|BBC(閲覧 2023.12.9)

バイデン米大統領「イスラエルは世界の支持を失いつつある」との見解示す(12月12日)

民主党の献金者向けの会合で発言。ガザ地区の民間人の死者が現在なお増加の一途をたどっており、イスラエル政府に戦略の見直しを迫った踏み込んだ発言に。バイデン大統領は10月の戦闘開始以降、公の場で一貫してイスラエル寄りの発言を続けていた。

情報出典:米大統領、イスラエルは「支持失い始めている」 強硬路線転換訴え|ロイター(閲覧 2023.12.12)

【COP28】「原発の発電容量を3倍に拡大」日本含む22カ国が賛同(12月2日)

アメリカ政府が提唱。日本、イギリス、フランス、UAEら22カ国が賛同した。脱炭素社会を実現すべく原発を推進する方針を確認。原発を用いた世界全体の発電容量を2050年までに2020年比で3倍に拡大したい考え。

情報出典:世界の原発容量「2050年までに3倍」宣言 米仏など、日本も賛同|朝日新聞(閲覧 2023.12.3)

【COP28閉幕】「化石燃料からの脱却を進める」で合意採択(12月13日)

ドバイ(UAE)で開催中のCOP28が閉幕。合意文書では「化石燃料からの脱却を進める」と明記した。ヨーロッパ諸国が主張していた「化石燃料の段階的廃止」の文言は盛り込まれず、とりあえずの合意を得たものの曖昧な文言との批判も(COPの合意採択は全会一致が原則)。

情報出典:COP28、合意文書を採択 「化石燃料からの脱却」求める|CNN(閲覧 2023.12.14)

そのほか今週の主なニュース

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【社会】NHK記者の取材メモがSNS流出、NHKが事実認め謝罪(12月1日)
テロップ制作に関わるNHK子会社の派遣社員がSNSインフルエンサーに情報を提供していた(情報出典
【フランス】エッフェル塔近くで殺傷事件、観光客1人が亡くなる(12月3日)
刃物を持った男が観光客ら襲撃。1人が死亡。数人が怪我した。20代のフランス人男性を逮捕した。警察はイスラム関連のテロ事件として捜査している(情報出典

 

 

12月4日(月)〜12月10日(日)週の時事ニュース

【大麻事件】日大・林理事長がお詫び会見、辞任は否定(12月4日)

先に文部科学省に提出した報告書をもとに大学改革を進めていきたいと抱負。ガバナンスの管理部署の新設など早急に行う考え。酒井健夫学長、澤田康広副学長は引責辞任する方向だが、林理事長は辞任は否定した。また、廃部の方向で進んでいたアメフト部に関しては、理事会で継続審議中だと含み。

情報出典:林氏、辞任否定「改革に全力」 日大、アメフト廃部は継続審議|共同通信(閲覧 2023.12.5)

日本大学がアメフト部の廃止を正式決定(12月15日)

15日付の理事会で決定した。将来的な部の再建には含み。

情報出典:日本大学 アメリカンフットボール部 臨時の理事会で廃部が決定|NHK(閲覧 2023.12.16)

【歌舞伎町】ホストクラブの「ツケ払い」制度を廃止へ、ホストクラブ代表ら表明(12月5日)

歌舞伎町エリアの主要ホストクラブの代表らが新宿区と会合。来年4月をめどに「ツケ払い」こと売掛金制度を廃止すると表明した。

同制度はホストクラブの従業員が客の支払い料金を一時的に立て替える業界独自の制度。立て替えを返済できない女性がホストクラブ従業員から売春をあっせんされるなど違法行為あり、目下の社会問題に。

情報出典:新宿・歌舞伎町ホストクラブ、「ツケ払い」は来年4月までに廃止方針…ルール徹底へ業界団体設立へ|読売新聞(閲覧 2023.12.6)

【政治】安保関連法(2015)は憲法違反にあらず、初の憲法判断(12月6日)

2015年に可決・成立した安保関連法。限定的な集団的自衛権の行使を可能にする法律とあり議論を呼んだ。同法を憲法9条違反とする集団訴訟がこれまで全国で22件起こされたが、棄却(審議却下)が続いていた。

そうした中で今回、仙台高裁が初の憲法判断。「安保関連法は憲法9条に違反しない」との判断を下した。集団的自衛権を行使できる条件が限られており(明確に明文化されており)、憲法9条に明白に違反するとは言えないとの見解。原告側は政府解釈をなぞっただけの不当判決とコメント。

情報出典:安保関連法は「憲法9条違反とはいえず」仙台高裁 初の憲法判断|NHK(閲覧 2023.12.6)

【国際】オスプレイ運用を全世界で停止、アメリカ政府が方針転換(12月7日)

先月29日の鹿児島県沖で墜落したオスプレイ事故を受けて対応。事故原因を調査するためと説明している。事故を受けて日本政府が米軍に対してオスプレイ運用の一時停止を求めていたが、米国防総省は日本政府から公式な停止要請はなかったとしてオスプレイ運用を続けていた。

つい先日には米軍が墜落したオスプレイ乗員全8人の死亡を認定。バイデン大統領が哀悼の意を示した(関連記事)。

情報出典:アメリカ、オスプレイ全機を飛行停止 墜落事故は「機材不具合が原因の可能性」と|BBC(閲覧 2023.12.8)

【IT】位置情報SNS「NauNau」が情報漏えい疑惑の調査結果を公表、「情報漏えいは確認されず」(12月7日)

200万人以上の個人情報が漏えいした可能性が報じられ、今年10月からサービス提供を停止していたSNSアプリ「NauNau」。

調査の結果、情報漏えいの事実は確認されず。ただ、社内セキュリティに不備があり、専門的な知識がある人であれば個人情報に不正アクセスできる状態だったと確認した。第三者機関を含めて再発防止に務めるとコメント。サービス再開には言及せず。

情報出典:当社運営の「NauNau」をご利用いただいているお客様への重要なお知らせとお詫びについて|Suishow 株式会社(閲覧 2023.12.31)※リンク先PDF

【芸能】旧ジャニーズ事務所が新体制発表、CEOに実業家の福田淳氏を起用(12月8日)

旧ジャニーズ事務所の所属タレントのマネジメントを目的とした新会社「STARTOスタート ENTERTAINMENT」を設立。CEOを実業家の福田淳氏、COOを元V6の井ノ原快彦氏が務める。東山紀之氏は役員から外れた。福田淳氏は芸能事務所・株式会社スピーディの創業社長。”のん”こと能年玲奈の独立騒動後のマネジメントの立役者として知られる。

情報出典:STARTO ENTERTAINMENT|公式サイト(閲覧 2023.12.8)

参考情報:旧ジャニーズ新会社名は「STARTO ENTERTAINMENT」…CEOに福田淳氏・COO井ノ原快彦氏|読売新聞(閲覧 2023.12.8)

そのほか今週の主なニュース

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【半導体大手】米NVIDIA社が日本に開発拠点を設ける考え(12月5日)
同社CEOが来日。政府関係者との会談の中で言及した。NVIDIAは半導体製品の開発企業。生成AIブームの中で時価総額は米国4強入り(情報出典
【立憲民主党】重徳和彦議員がセクハラ報道を否定、法的措置を示唆(12月6日)
先の週刊文春報道を受け記者会見。セクハラ疑惑を否定した(情報出典
【北海道】海岸に大量のイワシの死骸が打ち上げられる(12月7日)
死骸は約1200トン。魚の群れが誤って低水温帯に侵入したと見られる(情報出典
【政治】岸田首相が旧統一教会幹部との関係否定(12月7日)
政調会長だった2019年当時、ギングリッチ元米下院議長との面会に旧統一教会幹部が同席していた。岸田首相は同行者が誰だったかは認知してないと説明した(情報出典
【原爆映画】『オッペンハイマー』の日本公開が決定、2024年にも劇場公開(12月7日)
『TENET』や『インセプション』で知られるクリストファー・ノーラン監督の最新作。広島・長崎の原爆開発を進めた米物理学者、ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた。劇中では原爆被害などスルーしており、米公開の時点で賛否あった(情報出典
【U18プレミアリーグ】青森山田高校が4年ぶり日本一(12月10日)
高校サッカー部と高校ユースクラブの1年通したリーグ戦。東日本エリア1位の青森山田高校(青森県)が西日本エリア1位の広島ユースクラブ(広島県)を2-1で破り4年ぶり日本一に輝いた(情報出典
【フィギュアスケートGPファイナル】坂本花織がGPファイナル初優勝、宇野昌磨は2位(12月10日)
坂本花織は今年の主要大会で全勝する快挙。宇野昌磨は2位。米国の新星、イリア・マリニンに敗れた(情報出典

 

 

12月11日(月)〜12月17日(日)週の時事ニュース

【西日本】au回線サービスで大規模な通信障害が発生(12月11日)

KDDIが提供するau回線を使った通信サービスで通信障害。障害は即日で復旧。西日本エリアをカバーする通信設備の故障が障害の原因だったとの見方。KDDIは昨年7月にも全国的な通信障害を起こしており、松野官房長官は総務省レベルで調査報告を求めていく考え。

情報出典:【復旧】西日本エリアにて携帯電話サービスがご利用できない、またはご利用しづらい状況について(12月11日 午後12時45分時点)|KDDI(閲覧 2023.12.12)

参考情報:au UQモバイルなどKDDIの通信障害は復旧 原因は通信設備の故障|NHK(閲覧 2023.12.12)

【自衛隊】元隊員3人に有罪判決、五ノ井里奈さんへの性加害事件で(12月12日)

元自衛官の五ノ井里奈さんが自衛隊時代の性被害を告発。上司に相当する元隊員3人が強制わいせつ罪に問われた。福島地裁は元隊員3人に対して懲役2年・執行猶予4年を言い渡した(求刑懲役2年)。弁護側は格闘技に興じていただけで、わいせつ目的ではなかったと主張していた。

情報出典:陸自元隊員3人 有罪判決 五ノ井さん性暴力訴えた事件 福島地裁|NHK(閲覧 2023.12.13)

【臨時国会が閉会】新法案が続々成立(12月13日)

政府が提出した14法案すべてが成立した(以下は12月に成立した法案のみ抜粋)。

「改正大麻取締法」が成立、医療用大麻を解禁(12月6日)

これまで日本国内では娯楽用大麻、医療用大麻ともに禁じられていたが、改正法では医療用大麻のみ解禁する。同時に娯楽用大麻は”所持”や”譲渡”だけでなく”使用”も禁止する。

情報出典:大麻の医薬品利用解禁、使用罪も新設 改正法が成立|日本経済新聞(閲覧 2023.12.6)

「官報電子化法」が成立、電子版官報が正本扱いに(12月6日)

官報の発行が開始された1883年以来の転換。これまで印刷された紙版の官報が法的効力のあるオリジナル版こと「正本」、インターネット上に掲載される電子版は「付属物」の位置付けだったが、これを逆転。電子版が「正本」になる。行政のデジタル化の一環で紙版の官報は将来的に廃止したい考え。

情報出典:官報デジタル化法成立 25年施行、電子版を正本に|共同通信(閲覧 2023.12.6)

公式サイト:インターネット版官報|国立印刷局(閲覧 2023.12.6)

旧統一教会の解散に向けた「被害者救済法」が成立(12月13日)

解散命令請求が出された宗教団体を対象に資産売却時の事前告知義務を課す。また、財産状況の3カ月ごとの報告も義務付ける。旧統一教会を狙い撃ちした法案で与野党ともに賛成票を投じた。被害者に対する賠償原資が海外の旧統一教会団体に還流されるのを防ぐ狙い。

情報出典:旧統一教会の財産監視法成立 被害者救済、法テラスの支援拡充|時事通信(閲覧 2023.12.13)

【政治】保険証廃止を正式表明、2024年秋にマイナ保険証に移行(12月13日)

岸田首相が表明。2024年秋にも現行の紙の健康保険証を廃止。マイナ保険証(マイナンバーカード一体型の保険証)に移行する。マイナンバーカードを持っていない人には保険証相当の効力を持つ「資格確認書」を発行する。

情報出典:健康保険証「2024年秋に終了」 首相表明、マイナ一体に|日本経済新聞(閲覧 2023.12.14)

続報 ▶ 保険証の廃止は「2024年12月2日」に決定(12月22日)

閣議で正式決定した。現在の保険証(紙の保険証)は廃止後1年間は猶予期間としてそのまま使える。以降はマイナ保険証、あるいは「資格確認書」を使う必要あり。

情報出典:健康保険証 来年12月2日に廃止を正式決定 猶予期間は最長1年間|NHK(閲覧 2023.12.22)

【政治】賃上げ減税制度を拡充へ、税制改正大綱(12月13日)

来年度の税制方針をまとめた「税制改正大綱」を決定。賃上げを促進するための賃上げ減税制度の拡充が盛り込まれた。賃上げした額に応じて減税措置が受けられる。中小企業で賃上げした会社に関しては赤字だった場合でも減税枠が5年間、繰り越せるように(従来2年)。

情報出典:賃上げ減税、大幅拡充 重要物資生産10年支援―税制改正|時事通信(閲覧 2023.12.16)

【裁判】イラスト盗用被害を主張していた女性に賠償命令、名誉毀損が成立(12月13日)

イラストレーターの女性が、著名アニメ監督に作品を盗用されたとSNSなどで主張していた騒動。アニメ監督側が民事提訴。立川地裁がイラストレーターの女性に対して121万円の賠償を命じた。イラストレーターの女性が主張していた盗用は認定されず、監督側に対する名誉毀損が成立した。

情報出典:「盗用」主張した女性に賠償命令…アニメ監督への名誉毀損認定|読売新聞(閲覧 2023.12.14)

【裁判】「パパ活」で詐欺罪成立、女子大生に懲役3年・執行猶予5年判決(12月15日)

愛知県に住む女子大生(21歳)がパパ活で詐欺罪に問われた事件。パパ活を指南するインフルエンサーからパパ活のマニュアルを購入。男性2人から計1000万円をだまし取っていた。名古屋地裁は犯行(パパ活)通じた金銭の詐取が計画的かつ巧妙であり、詐欺の認識があったと判断した。

情報出典:「頂き女子」恋愛マニュアルで詐欺 女子大学生に有罪判決 |NHK(閲覧 2023.12.16)

【経済】大手脱毛サロン「銀座カラー」運営会社が破産(12月16日)

負債総額58億円。債権者は10万人。脱毛のプラン料金を事前に支払ったが、サービスを受けられなかった客が事実上の債権者扱いに。返金の見通しは立たず。銀座カラーは全国50店舗を展開する大手。

情報出典:(株)エム・シーネットワークスジャパン|東京商工リサーチ(閲覧 2023.12.17)

参考情報:脱毛サロン「銀座カラー」の運営会社が破産へ 債権者は10万人|朝日新聞(閲覧 2023.12.17)

【天気】関東地方で異例の夏日(12月16日)

小田原市(神奈川県)や横芝光よこしばひかり町(千葉県)で気温25度超え。12月ながら夏日を記録した。いずれも12月の気温としては過去最高。全国では21地点で観測史上最高気温を更新した。

情報出典:神奈川・小田原市で“季節外れ”の夏日 12月としては観測史上初|TBS(閲覧 2023.12.17)

【漫画】ONEPIECEが再度のアニメ化、Netflixで全世界配信(12月17日)

ONEPIECEは1999年からTVアニメの放送が続いているが、これとは別のNetflix版を制作する。原作1話から完全新作映像で作り直す。アニメ制作は大手スタジオ「WIT STUDIO」が担当する。

情報出典:ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official|X(閲覧 2023.12.17)

そのほか今週の主なニュース

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【五輪談合事件】東京五輪の元次長に懲役2年・執行猶予4年判決(12月12日)
東京地裁判決。大会組織委員会の森泰夫元次長が、大会関連業務の一般入札の談合調整で中核的な役割を担ったと判断した(情報出典
【イギリス】不法移民をルワンダに強制移送して亡命申請させる法案が可決(12月14日)
英最高裁が法案は人権法に違反するとの見解を示していたが、人権法の適用除外とする内容を盛り込み、法律上の問題はクリアした。ただ、人権団体からの批判は止まず、実際に法律が施行されるかは不透明(情報出典
【政治】木原誠二議員の妻の元夫が亡くなった事件、警視庁「事件性は認められず」(12月15日)
先に警視庁が自殺と判断していたが、警視庁の見解に疑問を呈す告発あり、元夫の遺族ら告訴状を提出。今年10月に告訴状が受理され、再捜査が行われていた(情報出典

 

 

12月18日(月)〜12月24日(日)週の時事ニュース

【経済】日本製鉄が米USスチール社の買収発表(12月19日)

買収額は2兆円規模になる見通し。経済安保の高まりでアメリカ鉄鋼業が国内回帰しており、今後のアメリカ鉄鋼業の市場成長が見込めると判断した。USスチール社は買収に合意しているが、労働組合側は買収に反対している。

USスチール社は122年の歴史を持つアメリカの鉄鋼会社大手。鉄鋼生産を通じて20世紀のアメリカの経済発展・大国化を支えてきた。脱炭素化に出遅れたこともあり、近年は業績が低迷していた。

情報出典:USスチール、日本企業に身売りで合意 かつては世界最大の企業|CNN(閲覧 2023.12.19)

【不祥事】NHK報道局の部長ら9人を懲戒処分、不正な経費請求で引責(12月19日)

NHK報道局の30代記者(元記者、懲戒処分)が経費を不正請求していた問題。第三者委員会による調査の結果、410件の不正請求が確認された。不正請求額は789万円に上る。

取材費用名目で内規を逸脱した経費申請が数年にわたって行われていた。内部通報があるまで不正請求に気づけず、(不正を見抜ける立場にいた)歴代の社会部長ら3人を含む9人が減給などの懲戒処分を受けた。

情報出典:NHK社会部記者 不正請求は410件789万円 歴代部長ら9人懲戒処分|NHK(閲覧 2023.12.20)

【オーバードーズ対策】市販薬の販売ルールを強化する方針示す、厚労省(12月19日)

2025年度までに薬機法を改正し、ドラッグストアなどで購入できる市販薬の販売ルールを強化。20歳未満の人の市販薬の購入に際して、本人確認の徹底や薬剤師による購入目的の確認、販売記録の保存など義務付ける方向で調整進む。

情報出典:市販薬のオーバードーズ防止へ、20歳未満に大容量・複数個の販売禁止方針…依存性ある成分の品目|読売新聞(閲覧 2023.12.20)

【政治】来年度予算案を閣議決定、一般会計総額は112兆円(12月22日)

出典:令和6年度予算のポイント|財務省

一般会計総額の100兆円超えは6年連続。昨年度予算の114兆円から微減したものの、社会保障費、防衛費、地方交付税交付金等は昨年度を上回った。税収は昨年度から横ばい。公債発行(借金)は昨年度から微減。

情報出典:令和6年度予算のポイント|財務省(閲覧 2023.12.24)※リンク先PDF

参考情報:来年度予算案決定 国債費過去最大 厳しい財政状況続く|NHK(閲覧 2023.12.24)

そのほか今週の主なニュース

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【国際】中国北西部でM6.2地震、死者100人超(12月18日)
内陸部の甘粛省や青海省で被害。建物倒壊などで負傷者は700人を超えた(情報出典
【国際】北朝鮮が2日連続の弾道ミサイル発射(12月19日)
いずれも日本海に落下した。今月15日にアメリカと韓国が核戦略に関する政府間協議を実施しており、これに対する対抗措置とみられる(情報出典
【サッカー】Jリーグが2026年より「秋春制」に移行、欧州リーグとシーズン揃える(12月19日)
2026年より8月開幕、翌年5月に閉幕する「秋春制リーグ」に移行する。ウィンターブレーク期間も設ける。Jリーグの国際化の一環(情報出典
【チェコ】首都プラハの大学で銃乱射事件、14人が亡くなる(12月22日)
1347年に創設された同国最古の大学である「カレル大学」で銃乱射事件。同大学の学生で容疑者とみられる男は自殺した(情報出典
【IT】中国政府がオンラインゲーム規制案を公表、未成年者に対するガチャやログインボーナスの提供を禁止(12月23日)
スマホゲーム、PCゲームなどオンラインゲーム全般に対する規制案。若者のゲーム中毒対策が目的。規制案を受け、中国の大手IT企業でゲーム開発会社でもあるテンセントの株価は16%下落した(情報出典

 

 

12月25日(月)〜12月31日(日)週の時事ニュース

【政治】検察の供述誘導疑惑、最高検察庁が「不適正」とする調査結果(12月25日)

河井克行元法相が選挙買収で有罪判決を受けた裁判にて、「買収を受けた」と供述した元広島市議に対して検察が事前に不起訴をほのめかし、供述を誘導したとの疑惑。

最高検察庁が疑惑を調査。当該検事の発言を「不適正」、不起訴を約束したわけではないが、不起訴を期待されてもおかしくない、検察官として適当ではない対応と認定した。証人喚問の事前練習については問題ないとの見解。組織レベルの指示・対応は否定した。

情報出典:供述誘導疑惑、「証人テスト」での検事発言「配慮が必要だった」…最高検「組織的指示はなかった」|読売新聞(閲覧 2023.12.26)

【プロボクシング】井上尚弥が日本人初の2階級で4団体統一王者に(12月26日)

バンタム級(体重52kg〜53kg)に続き、スーパーバンタム級(体重53kg〜55kg)の統一王座を獲得。2階級での統一王座獲得は日本人初。プロボクシング全体で見ても史上2人目の快挙。

プロボクシングには世界4つの団体があり、同4団体のトップ同士の試合に全勝利すると統一王者と認定される。

情報出典:井上尚弥が2階級で4団体統一、史上2人目…スーパーバンタム級王座統一戦|読売新聞(閲覧 2023.12.27)

【大川原化工機えん罪事件】検察の違法性を全面的に認める判決(12月27日)

軍事転用可能な技術を中国に輸出したとして逮捕・起訴された化学機械メーカー「大川原化工機」(詳細記事)。起訴は取り消されたものの、同社の社長ら違法捜査があったとして国と東京都を提訴した。

東京地裁は検察による逮捕、捜査、起訴ともに違法だったと会社側の言い分を全面的に支持。国と東京都に対して1.6億円の賠償を命じた。検察側は適法な捜査と反論していた。

検察が犯罪の成否に必要な科学的な捜査を行わずに起訴しており、えん罪は事前に防げたと裁判所。また、供述調書の内容を誤認させて署名させた検察の対応を「偽計を用いた取り調べ」と違法認定した。

情報出典:国と東京都に約1.6億円の賠償命令 「大川原化工機」国賠訴訟|朝日新聞(閲覧 2023.12.27)

【大納会】日経平均株価が年末3万円台キープ(12月29日)

東証の今年最後の取引が行われ、日経平均株価は終値33,464円に。今年はじめは25,716円だったが、コロナ明け、インバウンド、円安好業績などプラス要因が相まり1年を通して株価上昇傾向にあった。年末最終日に日経平均株価が3万円台をキープしたのは1989年以来34年ぶり。

情報出典:東証で大納会 株価上昇継続を祈念 年末では34年ぶりの水準に|NHK(閲覧 2023.12.31)

そのほか今週の主なニュース

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【裁判】沖縄・高校生失明事件、被告人の警察官に罰金100万円の有罪判決(12月25日)
警察官の警棒がバイク少年に直撃し、少年が右目を失明した昨年の事件。警察官が業務上過失傷害罪に問われた。被告人の警察官は起訴内容を大筋認め、求刑どおり罰金100万円の有罪判決に(情報出典
【クリスマスケーキ破損問題】高島屋「原因は特定できず」(12月27日)
大手百貨店・高島屋がオンライン販売したクリスマスケーキが破損していた問題。販売した約2900個のケーキのうち3割超が破損していた。高島屋は破損した原因は特定できずも責任の所在は自社にあると謝罪(情報出典

 

 

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