2023年1月に話題になった時事ニュースをデイリー版からピックアップ。
【社会全般】【政治】【経済】【国内】【国際】【芸能/エンタメ】の6つのカテゴリーに分けて1ヶ月を振り返ります。
- 1月ニュースをデイリー版で詳しく見る
- 2023年1月のデイリーニュースまとめ
- 直近月のニュースを見る
- 2022年上半期ニュースまとめ
- 2022年下半期ニュースまとめ
- 2022年12月ニュース
- 2023年2月ニュース
▶ 2月のニュース(デイリー版)を見る
2023年1月に話題になった時事ニュースを振り返る
2023年1月の社会全般ニュース
【5月8日〜】新型コロナ「5類」移行を岸田首相が公式表明
GW後の5月8日から感染症法上の新型コロナの位置づけを「2類」から「5類」に引き下げる。感染症の程度としては季節性インフルエンザと同等レベルになる。マスク着用は個人の判断に委ねる(屋内外ともに)。ワクチン接種に関しては当面の間、無料で継続される見込み。
【事件】日本各地で同様の強盗傷害事件が相次ぐ
昨年10月に起きた東京・稲城市の高齢者宅への強盗傷害事件の容疑者7人が逮捕された。同様の強盗傷害事件の関係者ら相次ぎ逮捕され、千葉県では現役自衛官の男も容疑者に含まれた。いずれも高額報酬が得られる”闇バイト”として強盗傷害を請け負っていたとみられる。指示役の男はフィリピンで収監される「ルフィ」なる人物とされ、警察がフィリピン政府側に男の身柄送検を求めている。
【通常国会開会】岸田首相「少子化対策が最重要事項」
岸田首相は少子化対策について「従来とは次元の異なる少子化対策を実現」と言明。4月に発足するこども家庭庁の下で「骨太の方針」を策定・提示すると説明した。一方では育休中の母親のリスキリング支援を切り札とばかりに主張し、野党から現実的ではないと批判を受けるなど少子化対策の認識の程度に不安も。
2023年1月の政治ニュース
出典:日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)(概要)|外務省
【自衛隊】「反撃能力」を保有する方向で日米の足並み揃う
日本政府は昨年、安保関連文書に初めて「反撃能力の保有」を明記。この方針について「日米2プラス2」(外務・防衛の閣僚協議)ほか日米首脳会談にてアメリカ側が日本政府に対する全面支持を表明した。
日本と英国が準同盟国に、「円滑化協定」に署名
自衛隊および英軍が日英両国内で行動するときの法的な取り決めを定めた「円滑化協定」に署名。協定の立ち位置としては日米間で締結している日米地位協定に近い。日本と円滑化協定を結んだ国はオーストラリアに続き2カ国目。英政府は日英同盟(1902)以来で最も重要な日英間の安保協定と声明。
そのほか主な政治ニュース
- 中国当局が日本人向けのビザ発給を一時停止、日本政府の水際対策強化に抗議
- 【れいわ新選組】水道橋博士議員が当選半年で議員辞職、体調不良で
- 【山口県】海上自衛隊の護衛艦が自力航行不能に、スクリュー破損や油漏れを確認
2023年1月の経済ニュース
【AIサービス】ChatGPT運営会社にマイクロソフトが大規模出資
マイクロソフトが「ChatGPT」を運営するオープンAI社とのパートナーシップ締結を発表。今後複数年で100億ドル近くを出資する。マイクロソフトCEOは「AI技術を民主化させる」とコメント。「ChatGPT」は昨年11月に一般公開された無料で使えるAI回答サービス。論文執筆にも使える高度かつ複雑な文章生成ツールとして注目。ChatGPTによる論文執筆を禁止する欧米の大学もすでに出てきた。
米IT業界で1万人規模のリストラ相次ぐ
Amazonは1.8万人、マイクロソフトは1万人、Googleは1.2万人近くの従業員をリストラする。いずれも新型コロナ禍で売り上げを伸ばしており、これに伴い人員を増やしていた。ここ最近はアメリカの景気後退不安により過剰人員化していた。
【物価高】ユニクロが国内従業員の年収を最大4割アップ
日本国内で働く正社員およそ8400人の年収を引き上げ。新入社員の月収は25万円→30万円に(年収で2割UP)。新人店長の月収は29万円→39万円に引き上げる(年収で4割UP)。日本国内の物価上昇に伴う賃金調整の意味合いほか、海外水準の正社員給与に近づけることで外国人材の獲得を目指す。
そのほか主な経済ニュース
- 【円高】7ヶ月ぶりに1ドル129円台に
- 【物価高】日本マクドナルドが全商品の8割を値上げ、昨年9月に続き再度
- トヨタ自動車の新社長に佐藤恒治氏、豊田章男社長は会長に
- ソニーが電気自動車「AFEELA」初公開
- ヤフーの動画配信サービス「GYAO!」が3月末でサービス終了
2023年1月の国内ニュース
【天気】日本各地で大雪、JR西日本エリアでは列車が立ち往生
1月24日(火)〜26日(木)にかけて日本各地で大雪。JR西日本エリアでは24日の夜だけで15本の列車が立ち往生。合わせて乗客7000人近くが数時間にわたって車内に閉じ込められた。
全国各地の学校にFAX脅迫文が相次ぐ、埼玉県では300校近くに送信される
1月下旬から日本各地の小学校〜大学にFAX脅迫文が相次ぐ。埼玉県では289校に、山梨、徳島、広島、鹿児島などでも100校近くで確認された。入試シーズンの現場混乱を狙ったいたずら行為とみられる。
【福岡県】JR博多駅前で刺殺事件、元交際相手の男性を逮捕
JR博多駅前の路上で30代女性が男性に刃物で刺されて死亡した。事件が起きたのは午後6時台で人通りの多い時間帯だった。元交際相手の男性を殺人容疑で逮捕。男は昨年11月にストーカー規制法に基づき女性との接触禁止命令が出ていたが、効果は乏しく。
そのほか主な国内ニュース
- 【安倍元首相銃撃事件】山上徹也容疑者を起訴、殺人罪と銃刀法違反の罪で
- 【大阪府】淀川の河口付近に体長15メートルのクジラが侵入、後に死亡を確認
- ジェットスター航空に爆破予告、乗客136人が乗った航空機が中部空港に緊急着陸
- アトピー性皮膚炎のかゆみの原因を解明、佐賀大学の研究グループ
2023年1月の国際ニュース
【ウクライナ情勢】ドイツとアメリカがウクライナへの戦車供与を正式決定
ドイツは周辺国と合わせて戦車80両〜、アメリカは戦車31両をウクライナ軍に供与する。先にイギリスも戦車14両の供与を発表しており、NATOとして足並み揃えた。ドイツはWW2の経験からウクライナへの軍事関与および戦車供与に慎重な姿勢を示していたが、対露連携を求める国内世論や周辺国の圧力に屈した形に。
【米国】バイデン大統領の自宅や事務所から機密文書が見つかる
事務所から機密文書10点、自宅からも6点が発見された(1月末時点)。FBIがバイデン大統領の自宅を任意捜索するなど来年度の大統領選への影響も指摘される。昨年にはトランプ前大統領も機密文書の持ち出し疑惑(スパイ防止法違反容疑ほか)でFBIから家宅捜索を受けた。
中国の総人口が61年ぶりに減少
中国国家統計局が2022年末時点の総人口を発表。人口は14億1175万人で前年度から85万人減少した。中国の人口が前年度よりも減少するのは1961年以来61年ぶり。
そのほか主な国際ニュース
- 【中国】春節シーズン始まる、コロナ規制緩和で中国国内だけで21億人が移動
- 【ブラジル】前大統領の支持者ら議会襲撃、1500人超を拘束
- 【フランス】年金改革反対デモに100万人集まる
- 【ニュージーランド】アーダーン首相が急転直下の辞任表明、「首相を続けるための余力が尽きた」
- ネパールで旅客機墜落、乗客68人が死亡、ネパールで過去30年で最悪規模の旅客機事故に
- 【日韓】元徴用工に対する賠償の肩代わり案を韓国政府が提示
- 【英王室】ヘンリー王子の暴露本がイギリスでベストセラーに、父国王や兄弟を公然と批判
- 【118歳】ギネス世界最高齢の女性が亡くなる、フランスのリュシル・ランドンさん
2023年1月の芸能/エンタメニュース
【サッカー】三笘の活躍続く、公式戦19試合で6得点2アシスト
昨年夏からイギリス1部リーグ(プレミアリーグ)でプレーする三苫薫選手に脚光。1月の公式戦19試合で6得点2アシストを記録し、現地メディアの話題さらった。三苫の移籍金は4億円ほどだが、すでに数十億のプレーヤーとの評価続々。
【車いすテニス】国枝慎吾が現役引退を発表
車いすテニスで世界ランキング1位の国枝慎吾選手が引退を発表した。国枝は現在38歳。グランドスラム(4大大会)で男子世界最多となるシングルス28勝、パラリンピックでは4度の金メダルに輝いた記録を持つ。来月に引退会見を行う。
【箱根駅伝】駒沢大学が2年ぶり8度目の総合優勝
第99回となる箱根駅伝で駒沢大学が往路・復路ともに1位で総合優勝。昨年優勝した青山学院大学は総合3位だった。駒沢大学は直近の出雲駅伝、全日本大学駅伝でも優勝しており、箱根駅伝の総合優勝で史上5校目となる大学駅伝3冠を達成した。
そのほか主な芸能/エンタメニュース
- 【WBC】日本代表選手に大谷翔平、村上宗隆ら内定
- 【女子テニス】大坂なおみが妊娠公表、次1年は休養する意向
- 【高校サッカー】男子は岡山学芸館高校(岡山県)が初優勝、女子は藤枝順心(静岡県)が6度目の優勝
- 【全国女子駅伝】中学3年・ドルーリー朱瑛里選手に注目集まる、17人抜きで区間新記録
- 【芸能】TKO木本が謝罪会見、投資トラブルについて初めて口開く、芸能活動再開も発表
2023年1月の訃報
- ジェフ・ベック(英ギタリスト、享年78歳)
- 高橋幸宏(YMOドラマー、享年70歳)
▶ 2月以降のニュース(ダイジェスト版)を見る
関連記事
- 1月ニュースをデイリー版で詳しく見る
- 2023年1月のデイリーニュースまとめ
- 直近月のニュースを見る
- 2022年上半期ニュースまとめ
- 2022年下半期ニュースまとめ
- 2022年12月ニュース
- 2023年2月ニュース